
終了
おかや木芸 岡英司 栗乃舎展
青森市の三内丸山遺跡にみられるように、
日本人は縄文時代から 、豊かな木材資源の
特性に深く精通していました。
私どもは 三十余年前に、 栗の原木を得て、
手作り家具や木工芸品をつくるようになり
栗材に向き合う時、 その木を 育んできた
山と山の人々のことに思いを巡らせます 。
「上方銀花」 との付き合いが始まったのも、
この頃です 。 大阪で栗の作品が愛された
きっかけとなっているこの山の恵みが
縄文時代以来、 日本人の暮らしを 支えてきた
ものだからです。 そして、 栗材は母のごとく、
おおらかで穏やかで丈夫です。
この度、開廊当初からご縁を頂いている
「上方銀花」にて久しぶりに 展示会を
させていただきます 。
栗の魅 力に新たな用途とデザインを加え少しでも
皆様の暮らしのお役に立てればと存じます。
ご高覧を賜りますようお願い申し上げます。
おかや木芸 代表 岡英司