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誉田屋源兵衛 -国宝を織る-
京都室町で二八三年続いた帯匠十代目山口源兵衛は
「攻めることで守る」を実証し、縁起のいい吉祥にこだわり
侍のごとく戦ってこられました。
そして、彼が認め信頼を積み重ねてきた西陣の職人達と共に
国宝の屏風や巻物の絵を見事な帯に織り上げました。
尾形光琳の「孔雀立葵図屏風図」「鳥獣人物戯画」
宋の時代の水墨画など、最高の材料と現在の技術の粋を集め
美術品とも言える帯が並びました。
法隆寺献納国宝「竜首水瓶」の胴に描かれた翼をもつ馬。
「天馬」
馬は人類のパートナーとして長い歴史をともに歩いて
きました。人類の飽くなき夢と理想を担い、馬は国家や文明を
支えてきました。
天馬は”夢を叶える究極の生き物”として
紀元前一千年以上もの昔に想像してつくられた人々の希望です。
「美しいものには神が宿る」と信じます
※新型コロナウイルス感染予防対策の為
定休日に加え、毎週日曜日を臨時休廊とさせて頂いております。
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。