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Wabi-sabi is the beauty of affirmation. by Kodai Ujiie 氏家 昂大


● 作家在廊日 : 2/6(木)

2022年、世界最大級のアートの祭典「Art Basel Miami」を目の当たりにしました。
世界中の名だたるギャラリーが軒を連ね、その作品のサイズや規模感は日本ではまず見ることがなく、度肝を抜かれたことを覚えています。
しかし、そこに関わる日本人は本当に少数でした。
その後、自身の作品の将来的な立ち位置について考え続けていますが、未だ答えは出ていません(むしろ、はっきりと答えを出すことを恐れているのかもしれません。)。それでも確かに言えるのは、私のバックグラウンドには「日本現代陶芸」が根付いているということです。
その再解釈を進める意味も込め、近年の自身の作品コンセプトを「異形わび」とし、世界との接続を試みています。
この度、ご縁をいただき、上方銀花さまで個展「Wabi-sabi is the beauty of affirmation.」(侘び寂びは肯定の美である。)を開催する運びとなりました。
氏家の新たな展望を、ぜひご覧いただければ幸いです。

氏家 昂大

現代の陶芸家として、コンテンポラリーアーティストとして国内外で認められ話題の氏家昂大の作品が上方銀花にやってきます。
氏家昂大の焼き物は 様々な色やデコラティブな形が一個の生命体のようで力強く 圧倒的な印象を受けます。
日本の陶芸は長く固定した概念で縛られていたようで 氏家昂大が大きくその壁を破ってくれるような期待の星です。
彼のアートに 明るい日本のモノ作りを感じていただきたいです。

上方銀花 神立 順子

氏家昂大(うじいえ・こうだい)経歴
1990 年 仙台市生まれ。
2015 年 東北芸術工科大学大学院 修了。
2019 年 銀座一穂堂 個展 (2022 年)。
2022 年 Design Miami(2023 年、2024年)。
2023 年 Ippodo Gallery New York 個展。
2024 年 パラミタ陶芸大賞展。
Warehouse Art Museum(アメリカ、ウィスコンシン州)作品所蔵。
メディア掲載、Art collectors(2024 年 11 月号表紙 )、The New York Times など他多数。

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