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鈴木紀代子 -草木染と手織紬と葛布-
鈴木紀代子 -草木染と手織紬と葛布-
2024.6/7 (金) – 6/15 (土)
11:00 – 18:00 (日・月定休)
「染織は 力仕事です。」と華奢な鈴木紀代子さん。
日本の四季の移ろう風土から生まれ育つ草や木や木の実から色を出し、糸を染め、手機で織った美しい紬。
「もう、思うように織れなくなった。」と 織機を手放そうとしている。
国展や日本伝統工芸展に何度も入選したり 彼女は静かに熱く染織の道を歩んできた。その集大成の個展を上方銀花Classic で発表する。
日本女性らしい控えめで 強くて清らかな彼女の生き方を想いつつ、細い手で紡ぎ織った布たちをご覧いただきたい。また、20 年前に出逢った葛布の魅力について彼女の想いを聞きたいものです。
上方銀花 神立順子
鈴木紀代子
1949 年、静岡県浜松市生まれ。
1970 年、青山学院女子短期大学英文科卒。
1979 年、大塚テキスタイル専門学校ウィービングデザイン科卒。1979-81 年、文化学院アート&クラフト
センターにて堀内紀子・渡辺万知子に師事。1982 年、グループ展 “ファーストステップ ”(銀座ワコールアートスペース)。
1983-84 年、信州飯田にて紬を織る。
1988 年、日本伝統工芸新作展入選。1991-98 年、国展(入選 7 回)。
1999-2001,08,09,12,13 年、日本伝統工芸染織展入選。
2001 年、葛布の講習を受ける。
2006,09 年、個展(銀座一穂堂)。
2011 年、第 58 回日本伝統工芸展初入選。
2013 年、グループ展「夏の織りもの&更紗の帯」(銀座一穂堂)。