佐藤 勝彦(さとう かつひこ )

Katsuhiko Sato


昭和15年(1940)3月7日、満州大連市で生まれる。
昭和22年(1947)貨物船にて日本に引揚げる。
母親の里岡山県上房郡に落ち着く。小学校、中学校、高校時代をこの地で過ごす。
昭和33年(1958)鳥取大学学芸学部に入学。
昭和35年(1960)重度の結核と診断され、岡山県結核病院に入院する。
昭和36年(1961)奇跡的に健康を回復し、郷里で療養する。
療養生活の間におびただしい量の絵を次々と描く。
昭和38年(1963)私立奈良帝塚山学園教諭となる。
昭和39年(1964)結婚。骨董に興味を示し、毎日骨董屋通いをする。
昭和43年(1968)東京で中川一政展を見て大きな刺激を受け、奈良に帰るや猛烈に描き出す。
昭和44年(1969)奈良県立文化会館で油絵と書と水墨の個展を開く。
昭和45年(1970)個人誌「雲」第一号を発行する。
昭和46年(1971)信貴山成福院の襖に絵や書をかく。
昭和48年(1973)初の著書「ええがな ええがな」を出版する。
昭和49年(1974)陶芸家辻村史郎氏氏の作品に刺激され、やきものを始める。
発行部数7万部の季刊誌「銀花」の一冊ごとに一枚の肉筆画を挿入した
「佐藤勝彦現代仏道人生」特集号発売される。
昭和52年(1977)森英恵の第一回パリオートクチュール展に
勝彦の描いた衣装発表さる。
「ありゃせん ありゃせん」(文化出版局)刊行。
昭和53年(1978)ナショナアル電気毛布「ゆめ」の手描きポスター四百枚を描く。
昭和55年(1980)NHK教育テレビ「現代の絵師たち」に出演する。
「こころの書」(文化出版局)刊行。
昭和56年(1981)葉圧の作品集「佐藤勝彦の世界」(あすか書房)刊行。
昭和45年以来全国各地で個展を行い、自らも会場に出向き、多くの人々と語り合っている。

佐藤勝彦常設展

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