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松本破風 竹籠展


日本竹工芸界の第一人者・飯塚琅玕斎氏の孫弟子として、人間国宝・小玕斎氏の
最後の弟子として、松本破風氏は師の志を貫いてきました。
竹の特性を知り尽くし、素材本来の美しさを最大限に引き出した彫刻にも通じる
松本氏の竹。晒した竹を鉄釜で炊き柔らかくしてからのして作る作品は、
それぞれの竹が持っている性格を読みながら、少しずつ造形を加え高度な技と
思い切りの良さが必要となります。
松本破風氏は「青い竹は、それそのものが十分美しい。それを切り、竹工芸品に
する以上、その美しさ・しなやかさを永遠に工芸品に閉じ込めたい」と思い
日々、竹と向き合ってこられました。今展では花籠、お茶道具類
伝統的な竹編みの手法の作品から、海外でも高い評価を得ている極太の真竹や
孟宗竹をのしたシンプルな花器が届きます。ぜひ、ご高覧くださいませ。

 

スペインのブランド「LOEWE」人気デザイナー ジョナサン・アンダーソン氏に
見初められ 今年4月 ミラノサローネで開催されたミラノデザインウィークにて
松本破風氏と「LOEWE」のコラボレーション作品が発表され話題になりました。

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