西端 良雄(にしはた よしお)

Yoshio Nishihata


1958年 石川県輪島市に生まれる。
1976年 小崎清人師に入門。
1980年 日本伝統工芸展に初入選。以降、6回入選。
1986年 師より独立し、工房を設立。
1993年より    上方銀花(大阪)・一穂堂(東京)を中心に個展を開き、現在に至る。
2008年 輪島塗技術保存会の会員に認定。

西端良雄は輪島で気骨ある木地師(別名:ロクロ師)で、有名な漆作家の木地を若い頃から今も作り続けています。その彼は、いつの頃からか輪島、山中、高岡塗など日本の漆業界の分業制では一つ一つに心が入らず、魂のある作品が出来ないことを感じ、木地から仕上げまで一貫した椀を作るようになりました。 荒彫り(荒挽)ロクロ 下地 布張り(布ざらえ、布磨き)本塗 仕上げ・磨き など、全ての工程を一人で制作する日本では数少ない職人といえます。木地師として極限の美を追求している西端氏の透かしの香玉や茶道具。西端さんの作品は丈夫で日常使いに適し、完成度の高いシンプルな美しさ漂わす「用の美」の極致といえる漆器です。

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